自分がどんな教育で育ったか気になる

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今の自分があるのは、子どもの頃の親や、育ててくれた誰かの教育によるものが大きい

 

今から話すのは、必ずしも育ててくれた人の教育の影響だけとは言わないが、その影響を少しは受けているということを話していく

 

うちの母親は、とにかく「ネガティブ」な発言をする癖があり、考える方向自体がなんでも否定的である

特に、家に帰れば「疲れた、しんど」を、毎日家族の前で言う生活である

仕事は介護師で、8~10時間勤務、更に夜勤ありで、週4の6時間バイトしかしていない子どもからみれば、しんどいのも無理はないし、自分が寝ている間も働いていると思うと、胸が苦しくなる

しかし、その働きぶりと家に帰ってネガティブ発言を目の前で連呼されるのは話が別であり、こちらも「お疲れさま、お茶いれるし休み」なんて言うが、何度も否定的に言われると、こちらまで気分が悪くなってくる

 

父は落ち着きがない

脱ぎ捨てたままの服や、タバコを吸いに外に出たり、携帯の置き場所を忘れたりする

他にも一人での行動で、テキトーで考えず動いているように見えるし、もしかしたらADHDなんじゃないかなって思う

そして、特に腹が立つことが、自分ができていないことを棚に上げ、私に直せと怒鳴ってくる

部屋のごみをも今すぐ持ってこいとか

自分の部屋はタバコのにおいで充満してるし、服で布団が隠れてるし

とにかくその時だけで行動する性格である

 

妹は、妹というより姉のような性格に育った

「姉のような」というのは、静かではなく、小学校の外で遊ぶ男子のような口調で、女子高に通っていることが、その口調を更に鋭くさせた

会話はそこまでないが、これは他の家庭でもあるあるだと思う

 

私自身を紹介するのは、主観的になってしまうが一応自分が分かっている範囲で話そうと思う

子どものころの特に小学一年生から、コミュニケーションが苦手らしく、担任に親へ「あなたの子は全然話さないし、病気かもしれません」と、自覚はなかったものの、先生から病気扱いされていた

母親は、先生が間違っていると言ってくれた

しかし、この私の静かで黙り込む性格は変わらず、小学生6年を迎えた

小6では、この性格が一部の男子に嫌われ、よく教室のボールをぶつけられていたのを覚えている

中学では、自分の性格に問題があると考え、少しずつ意識して、人と話すようになった

高校生では、もはや周りに変だと思われないように意識し続けて喋るようになったため、毎日人と話すことが自分の課題であり、疲れてしまう原因でもあった

そんな人間が大学選びでは、気が狂ったのか、看護の道を選んでしまう

自分の精神状態も制御できないのに、何を考えているのかと高3の自分を責めたい

やはり大学では、数少ない男子と友達になるものの、結局は壁があったように感じる

すでに限界が来ているにも関わらず、3年生の実習で何もできない自分と出会ってしまい、途中でやめてしまった

 

 

家族全員の性格を書かせてもらったが、自分は特に、これまでの人生で何事もうまくいかない人間になってしまったなと思うし、ネガティブな性格や途中でやめる性格も受け継いでしまったと感じる

 

もし、自分が受けてきた教育によってこんなことになっているのなら、ほんとに辛すぎる

 

人のせいにするなと思うかもしれないが、本当にそうだろうか

体の成長は、運動・睡眠・食事が主で、それに加え「ストレスのない環境」が発達を促すと考える

そう考えるなら、心の成長もストレスがあれば成長しないというのも、環境によって左右されることがあると考えてよいだろう

 

全て親のせいにしているわけではなく、自分がうまくいかなかったことを人のせいにしてなすりつけている部分もあるかもしれんない

でも親の性格が違ったらどうなってたの?環境が違ったら?って疑問に思うことがよくある

 

だから、自分がどうやって育ったのか、他の人はどんな教育でどんな環境で成長したのか、気になる

 

gendai.ismedia.jp