陸上部が投げたハンマーが隣のテニス部二人に当たったニュースについて気になることがある
ニュースで見たんですけど、部活動中に陸上部が投げたハンマー投げのハンマーが、近くのソフトテニス部の男子高校生二人(16歳と17歳)に当たって、一人は首の打撲、もう一人が意識不明であった
首を打撲した男子高校生はハンマーのハンドル部分が当たり、病院搬送されたがその日のうちに帰宅
ハンマーの鉄球部分が当たった意識不明の男子高校生は、頭から出血し岩手県高度救急センターで治療中であると、報道していました
この事故について自分なりにまとめ、書こうと思う
自分がまず気になったには「方向が悪かったら当たったのか?」ということ
調べてみると、ハンマー投げの練習場はテニスコートの隣で安全対策のための高さ5メートルの金網があった。(天井の囲みは無し)
計算できないけど、少なくとも当たったのなら5メートルを超え隣に行く可能性は十分にあっただろう。で、何度も投げていれば隣のテニスコートに入る可能性が0じゃないと分かっていたのではないか(誰か分かっていたのでは?)
投げ方に問題があったのかな?それが理由なら学校の設備にも指導する顧問にも問題がある
当たった理由はわからないが、ふつうに投げれば当たってなかったと仮定すると、投げ方に問題がある生徒とそれを指導すべき陸上部の顧問も関わってくる
しかし、高校によると顧問は3人いるものの、ちょうど職員会議により顧問全員不在、生徒のみの練習だったそうだ(それでもハンマーが隣のテニスコートに入るのはやばい)
もうひとつ気になることは、「責任はどこにあるの?」
一番気になる
責任は誰にあるのか
色々調べた自分なりの考え方を書きます
・練習内容の危険性の程度は?
走ったりと重い器具を使用しない物は危険性は低いと考えると、ハンマーは重い上に、飛べば人を殺してしまう可能性があり十分危険性があると判断できる
そのため、この危険性の配慮は、指導している顧問にかかっていて責任も顧問に課せられると考える
・練習時の設備が十分であるか(危険にさらされていないか)
危険性はどの程度あるのかを考慮したうえで、その危険性に対する安全策は、やはり顧問の指導内容と学校の設備である
当たる可能性がないと決して言えない設備であった(天井の囲み無し)故に、あたってしまった。そして、生徒の投げ方の指導をできず、生徒の部活動の内容の危険性を説明できていないまま任せていること
これらから、責任は学校と顧問にあると考える
・陸上部(男子高校生)自身の危険性の配慮
いくら、設備や顧問の指導不足と言っても、もう16~17歳の高校生である
小学生・中学生の判断や認識ではまだ不十分だと言えるが、高校生ならば、部活動で「危険な練習をしていると自覚しなければならない」と考えることができるならば、生徒にも責任が出てくるだろう
以上が自分なりにまとめてみたことだが、このような「故意的ではない事故」って日常に潜んでいると思うから、この事故をきっかけに、他の可能性もみつけて予防する学校が増えればいいなって思う