糞が学校中に散ってた話

 

駅へ歩いていると友達とすれ違ってそいつが昔どんな奴だったか思い浮かべてみると、その友達が隠れてやばいことをしていたのを思い出した

 

小学校1年から4年までのことだが、その友達とはみんなで公園で遊ぶ中の一人くらいの距離間だったし、まあしゃべるけどそこまで仲良いわけじゃない

でもクラスは4年までずっと同じで、友達の不思議な行動を4年間見ていたことになる

 

その不思議というのは、自分の教室のドア、ロッカー、黒板、地面に黒い物体を落としていたことで、臭くてわけがわからなかった

しかも塗りたくったような跡があって、本当に気持ち悪かった

 

事件はその日で終わったと思っていたが、1週間後また糞が落ちていて、今度は図書館だった

しかもやばすぎるのが、図書館の本棚の空きスペースにそのままの形でオブジェみたいに飾ってあったり、分厚い本の中にしおりのようにぺしゃんこで挟まってた

なんでその本が分かったのかは、臭すぎたし、糞をみんなで探すことになったから

マジで迷惑すぎるし吐きそうだった

あの時のにおいと不快感が蘇ってくる

 

しかし、そこまでするには時間が要るし、先生全体で一人行動している人を見張ることで、その友達がしているのを発見できた

 

その時は、皆にボロクソ言われて反省してたけど、それが小学2年生

次同じ事が起きても誰が犯人かすぐわかるのに、全く同じ手口で糞を教室や廊下に撒き散らしてた

同じ手口って言っても、どうやって固形のまま持ち歩いて落としているのかわからないし、おそらくトイレから持ってくるんだろうけど、なんで持ってくるのか理解できない

 

担任が変わろうがその事をしらない先生はいなかったから、小3での犯行後、すぐに先生と一緒にトングで集めてごみ袋に入れる作業を小4まで繰り返してた

自分はバカだなと思いながらずっと見てた

 

小5からは、なぜか全く撒かなくなって、クラスは違うけど噂する人もいなくなって、今は皆言われないと分からないくらいの記憶だと思う

 

関係無いかもだけどその友達は、金髪で妻に暴力をふるう父親がいて、兄弟もいるけど、妻は蒸発したって聞いた

あとは糞をまき散らした友達が友達から金借りて関西から関東に逃げたって聞いた

 

今考えてもなにがしたかったのか全く分からん